攻撃の成功率

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Queen/9170/hitrate.html
以前作った攻撃の成功率一覧です。
見方は簡単で、上と左から攻撃と防御の目標値を選択し、それぞれの列/行を辿って交差したマスの値が攻撃の成功率になります。

まあゲーム中にこんな表を見ても悩ましいだけですので、事前に戦術パターンを練っておくのに使うのがよいでしょう。以下にいくつかのポイントを書いておきます。

  • 【フェイント】+4は前衛の必須テクニックでしょう。フェイント数回+攻撃を1つの行動シーケンスとして捕らえておくと、戦闘の進行がスムーズになるでしょう。戦闘時間は長くなるように思えるかもしれませんが、ご覧のように命中率が大きく上がるため、むしろ短縮されます
  • トリック攻撃は微妙。ただし防御側の目標値がもともと低めである場合は、やや高い効果が期待できます。効果は+5〜20%くらいです。格下の敵をさっくり片付けたい時にはよいかもしれません。
  • 現実にそうであるように、盾の有無で防御の成功率は大きく変わってきます。≪盾≫の呪文が重なると、これはもうとんでもないことになります。≪盾≫の呪文が登場するならば、対するキャラクターは≪盾≫に対抗できる手段を持たなければならないでしょう。


以下、暇で暇でしょうがない人のために。

例)
“竜殺し”ジョージは、槍で“邪悪なる”ドレイクを貫こうとしています。ドレイクは「戦闘即応」を持っており、ミディアムシールドで身を守っています。

ジョージの<槍>技能は16レベルなので、一番上の「攻撃」の行で「16」と書いてあるところの下の数字を辿っていきます。
ドレイクの<盾>技能もやはり16レベルなので、彼の「止め」の目標値は16/2+3=11です。これに「戦闘即応」による+1、盾による+2を加えた14が最終的な目標値になります。左の「防御」と書いてある列から「14」と書いてあるところを見つけ、その右にある数字を辿っていきます。
攻撃の16の列と、防御の14の行が交わるところには、「17.49%」とあります。これがジョージの攻撃がドレイクの防御をすり抜けて命中する確率です。


ジョージが命中させる可能性はかなり低いように思えます。そこでジョージは「トリック攻撃(DA)」を試みることにしました。トリック攻撃は、攻撃の目標値を−2するごとに、目標の防御の目標値を−1することができます。表の中では、左に2マス、上に1マス移動した先を見れば、トリック攻撃の命中率がわかります。
まず、先ほどの「17.49%」のマスから左に2、上に1のところを見てみましょう。「14.70%」とあります。どうやら生半可なトリックでは、手元がぶれるだけで逆効果のようです。さらに左に2、上に1移動してみると、今度は「19.21%」になりました。今度は最初より少し高くなりましたが、あまりよい数字とは思えません。


今度はジョージは、フェイントをかけてから攻撃することにしました。フェイントの効果は出目次第ですが、ジョージは【フェイント】に5CP注ぎ込んでいるので目標値は20になり、期待値なら4差でフェイントを成功させることができます。
今度は、最初の「17.49%」のマスから4つ上を見る事になります。すると、今度は「53.71%」とありました。これはかなり期待できる数字です。さらにトリック攻撃x1を行えば攻撃成功率は「56.71%」になりますが、それよりはクリティカルを期待してそのまま攻撃するか、一撃で決め手になり得る部位狙いを試みるべきでしょう。フェイントを数回繰り返して高い効果が得られそうな時に攻撃すれば、80%以上の命中率も難しくありません。


ところがドレイクは、奥の手の≪盾≫の呪文を唱えました!今やドレイクの「止め」は18です。ジョージがフェイントやトリック攻撃を使わなければ、命中の可能性はクリティカルしかありません。フェイントを効かせても、期待値でようやく呪文の守りを相殺できる程度です。まともに命中させるには、フェイントの大成功に賭けるか、味方が≪すばやさ≫か何かを唱えてくれるまで持ちこたえなければならないでしょう…。