マハノチがやる気なさげな件についての投げやりな考察

ファッションブランドが痩せ過ぎモデルの起用停止したりとか、
極端に走ったダイエットブームも徐々に矯正されようとしている今日この頃、
マイナー・ドラゴンの皆さんはいかがお過ごしですか。
今回は雑談です。


以下のデータは、GURPS UPDATEの換算式を使って、
ルナル完全版に掲載されたマハノチのSTをコンバートしたものです。
式:4版のST=(10×3版のST)の平方根(端数四捨五入)

幼年期(5t、10ヘクス、HP50)
3版のST:25 -> 4版のST:16
壮年期(20t、30ヘクス、HP100)
3版のST:100 -> 4版のST:32
老年期(50t、60ヘクス、HP200)
3版のST:200 -> 4版のST:45


…マハノチは幼年期でも体長十数メルーになるとされ、
時には数メルチ(km)に達するとも言われています。
しかし彼らはせいぜい象程度のSTしか持っていません。
その弱さは異常と言ってもいいくらいです。


さらに、これらのデータとも比べてみてください。

ニシキヘビ(112.5kg、4.5m)
ST:13
ホオジロザメ(3500kg、7ヘクス)
ST:38
マハノチが通常の生物に比べてもかなり弱いことがわかります。
特に体重をみると、マハノチは明らかに太り過ぎであるとわかります。
例えば壮年期のマハノチはホオジロザメの6倍弱の体格がありますが、
なんとSTでは逆転されているような状態なのです。


では何故マハノチはマイナー・ドラゴンであるにも関わらず、
これほどまでに貧弱かつでぶっちょな存在なのでしょうか?


ここで私は、ひとつの可能性を見出しました。
すなわち、マハノチはマイナー・ドラゴンなどではなく、
クラゲに近い生き物だと言うことです!
大型のクラゲは群体で構成されていて、数十mに達することもあります。
マハノチがこれのさらに巨大化したものだと考えれば、
その巨大さも弱さも納得がいきます。
マントの材料として狩られ放題なのも已む無しといったところです。
マイナードラゴンとされてはいますが、
恐らくはドラゴンに擬態することで、
マカラなどの大型捕食動物から身を守っているのでしょう。
もしかすると、“本物の”マハノチがどこかにいるのかもしれませんね。