ルナル・新ウィザード

ルナル・ウィザードの現状を再確認してみたわけですが
http://d.hatena.ne.jp/momni/20091014/1255514525
なんとも不憫なので、改造案など作ってみたり。



ウィザード[+31CP]
  ST−2[−20CP]、IQ+1[20CP]
  「魔法の素質0」[5CP]
  「魔法の素質+4(魔術具が必要…−45%)」[22CP]
  「魔法感知能力」[5CP]
  「魔術名を知られると呪文抵抗に−5」[−3CP]
  「目立つ外見(色素が薄い)」[−1CP]
  <魔術具作成>IQ−2+素質[1CP]
  <魔法理論>IQ−3[1CP]
  <神秘学>IQ−1[1CP]


 ウィザードは<源人の仔>が先祖がえりを起こした結果、魔術の行使に優れた資質を持って生まれてきた者が、さらに特殊な訓練によって才能を引き伸ばされた、呪文のスペシャリストとも言える種族です。魔術に特化された訓練によりやや肉体の力は損なわれていますが、白き月の<天使>と契約を結ぶことで、多種族の追随を許さない強力な魔術を扱うことが出来ます。


 <天使>は魔術具となってウィザードを助けますが、当然ながら魔術具から引き離されると、<天使>の力は借りられません。しかも<天使>の力を借りていた分、本来の力も出し切れなくなってしまいます。こうなった場合、呪文を唱えること自体は出来ますが、「魔法の素質」によるボーナスは受けられず、「素質1」以上を前提とする呪文も使えなくなります。



修正:魔術具が必要、−45%
  壊れる…−10%、修理不能…−15%、
  盗まれる/使えない…−15%、壊されると爆発する…−5%


 魔術具は<魔術具作成>で作られます。魔術具にする品物と$1000相当の触媒が必要で、8時間の儀式が必要です。儀式の最後に、<魔術具作成>+「魔法の素質」で判定します。(この時は魔術具がなくても、魔法の素質を全て加えられます。)成功したら、選んだ品物に<天使>が封じられます。通常の魔術具は短剣、杖、円盤、杯などのシンボリックな品物です。指輪や腕輪、ペンダントなどの装飾品にすることもできます。その他の武器、衣服などを魔術具にするためには、<魔術具作成>20レベル以上が必要です。
<天使>を品物に封じる代わりに仮の肉体を与え、「使い魔(後述)」にすることもできます。
一人が所有できる魔術具の数(=契約可能な<天使>の数)は、<魔術具作成>が14レベル以下の場合は1つ、15〜19レベルなら2つ、20レベル以上なら3つになります。


追加の特徴
特化魔術具[2CP]
  「魔法の素質+1(単系統…−40%、魔法具が必要…−45%)」


 単系統に特化された<天使>が封じられた魔術具を所有しています。選んだ系統についてだけ、素質が+1されます。
このような魔術具を作るのは通常より困難です。<魔術具作成>15以上で系統を選択できるようになり、いくつかの系統についてはレベル20以上が必要になります。詳しくは『魔法大全』を見てください。
 特化された魔術具の力を引き出すには、この特徴にCPを支払わなければなりません。


使い魔の共通性質[−15CP]
  「精神の絆(主人)」[5CP]
  「特別な絆(主人)」[5CP]
  「遠隔送信/転送
   (魔法…−10%、主人のみ…−40%)[15CP]
  「脆弱/死んだら爆発」[−5CP]*
  「狂信(主人)」[−15CP]
  「会話できない」[−15CP](知力6以上なら取り除ける)
  「創造力がない」[−5CP](知力6以上なら取り除ける)


 使い魔は魔術具の一形態で、ウィザードはこれを「仲間」として獲得します。基本コストに登場頻度の係数(通常は常にウィザードのそばにいるため、×4です)をかけた後、「しもべ」であることで+50%してください。
 通常の使い魔は「普通の」動物の姿ですが、<魔術具作成>15かつ<神秘学>15以上になると、いくらかのアレンジを加えることが出来るようになります。(例えば、猫の使い魔に翼を生やす)魔法的な特殊能力を持つ動物の使い魔を作り出すには、<魔術具作成>20と<神秘学>20が必要です。(例えばバジリスク!)
 使い魔は主に自分の能力の一部を与えることができます。これはウィザードの生得の呪文か特徴として表現されます。こうして得た能力は常に「使い魔が必要…−45%」です。これは「魔術具が必要」と同じですが、その能力を与えてくれた使い魔でなければいけません。
 また、ウィザードは使い魔から呪文のためのエネルギーを引き出す事ができます。これは「追加エネルギー(ER、Energy Reserve)」という特徴で、追加FPとよく似ていますが、魔法や超能力などのためにしか使えず、疲労とは別に10分に1点の割合で回復します。<呼吸法>では回復速度は上がりませんが、≪エネルギー回復≫は有効です。使い魔のエネルギーはウィザードの魔法(および、必要なら使い魔に与えられた能力)に使う事ができませんが、もちろん「使い魔が必要」です。また、使い魔は引き出されたエネルギーの2倍疲労します。「使い魔の魔力を消費する」事は、ER(レベルごとに3CP)に対する−50%の限定です。


*「爆発性」同様の爆発を起こしますが、死亡判定に失敗したときのみです。炎や熱によって爆発することもありません。ダメージ型は叩きになります。

特徴は活かしつつ上限は引き上げ、他種族の魔術師と差をつける方向で。<魔術具作成>15以上で、得意系統の素質が最大5になります。代わりに、魔術具に触れていないと素質が「0レベル」になります。(ボーナスはないけど魔術師ではある状態。)
能力値も訂正しましたので、かなり使いやすくなったはずです。特殊な使い魔についてもガイドラインを設定してみました。